コース紹介

データ科学は、データから帰納的にモデル・仮説を構成する方法論として、近年その重要性が大きく増しています。これは医療・教育・防災、農学・経済学・言語学などの他の学問分野に波及しており、またそれに伴って農業・製造業から流通・小売から金融・娯楽に至る様々な業界においてデータサイエンティストのニーズが高まっています。

データ科学コースではデータ科学に関する研究拠点として、修士課程および博士課程の教育・研究指導を通してトップクラスのデータ科学に関する専門家を育成します。また、周辺分野の学生や研究者を積極的に受け入れることで新たな学際的な学術分野の創出に寄与します。

本コースに配属された学生は、データモデリング・機械学習・信号処理・パターン認識などのデータ科学の中核となる手法に重点を置いて学びつつ、他コースの提供する科目を含め関連する実装・応用に関しても幅広く履修することができます。また、学内外の研究者によって最新のトピックが提供されるセミナーによって最先端の研究動向についても学ぶことができるほか、データ科学関連の研究所・企業等におけるインターンシップも一定の要件のうえ単位認定が行われるため、基礎領域から応用まで幅広い分野に対応した専門知識を学ぶことができます。